今日は先日三重県で行われたマスターズ第2戦サンラインcupでやっていた事を書きたいと思います。
今回の試合でメインに狙っていたのは魚が上がってきそうな岩盤などにある小規模なフラット。
ライブスコープで映すとこんな感じですね。
この時期比較的水位の高い三瀬谷ダムでは岩盤でもオーバーハングがあったりでなかなか奥まで行けなかったりするのですが、そんな侵入不可能な場所でもどうなっているか把握出来るライブスコープはプラクティスを楽にしてくれます。
なぜ小規模なものを選んでいたかというと規模の大きなものは船団になりやすく動きづらいから。
そして、もう一つ大事にしていたのがレイダウンやブッシュなど水中まで伸びているストラクチャーがあること。
例えば、こんな「つる」なんかも狙ってました。
一見しょぼく見えるのですが、ライブスコープで見ると
このように水中までしっかり伸びているんですね。
このような場所を回って行くのがメインでした。
使うルアーは
リーチのショートダウンショット。
リザーバーでは斜面がきつい場所が多く岸ギリギリに投げないと永遠底がとれない...
そんな経験された方も多いかと思います。
実際に画像で確認すると、
岸近くにアプローチ出来た時は赤の矢印。
岸から離れると青の矢印。
いきなりだいぶ深い場所までルアーは落ちてしまいますね。
今回僕が狙っていたフラットな部分も通せません。
基本的に岸の方を見ているリザーバーのバスに対しては赤矢印の様に岸ベタにアプローチする事はめちゃくちゃ大事なんですね。
ただ、リザーバーって岸に木なんかも多い。
オーバーハングと水面の隙間に投げ込まなければ行けない状況もあります。
なのでショートダウンショットです。
シンカーまでの距離が短い分、オーバーハングに引っかかるリスクを軽減できます。
そして、ダウンショットなのでラインに引っ張られて沖に出ていきにくく、斜面に沿って落としやすい。
同じ様な理由で、
ネコリグもよく使います。
この2つのリグは先日の七色ダム戦でもかなり使ったルアーです。
ちなみに2日目に釣ったキーパーはこのルアー。
この2つのルアーにあわせていたタックルは、
ロッド:シマノ ゾディアス264UL-S
リール:シマノ ステラC2500SHG
ライン:フロロ3lb
完全に七色でメインに使っていたタックルと同じですね。
前日練習では満水状態より水位が低い状態でオーバーハングしていても隙間からアプローチ出来る様な状態でした。
ただ試合初日には満水。
オーバーハングと水面の隙間は激減。
水位が増えても出来るような場所は他の選手が入っていたりと、うまく動けない状況。
そこで、タックルをチェンジ。
カバーネコにして冠水したブッシュやレイダウンの隙間に入れ込んでいく作戦に。
ロッド:シマノ エクスプライド262UL-S
リール:シマノ コンプレックスCI4+2500HGS
ライン:PE1号×フロロ12lb
オーバーハングの隙間など狭い場所でもキャスト可能な262UL-Sの長さはこんな状況になりやすいリザーバーではアドバンテージ。フィネスルアーがアクション出来る上に十分なバットパワーがあるのでお気に入りです。
ですが、今回の試合では魚の反応が遠く苦しい時間が続いて、水温が上がりヘラブナが見え始めた頃からサイトも開始。
水温の上がりやすいクリーク奥などをチェックしていきます。
ワッキーにしてピクピクで使用。
あわせていたタックルは、
ロッド:シマノ エクスプライド265UL+
リール:シマノ ヴァンキッシュC2500S
ライン:フロロ2.5lb
65の長さと細めのラインで飛距離を稼ぎエキサイトトップを揺らしてピクピク。
何度も鼻先まで行ってくれましたが、Uターンされてばかりで結局サイトでは釣ることはできず。
今回の僕のマスターズの内容はこんな感じでとにかく辛い試合になりました。
今回でマスターズは早くも前半戦の2戦を消化。
いいとこ全くなしで来ているので後半戦こそはいいとこ見せたいですね!!
~ガイドゲスト様募集中~
河口湖、山中湖にてガイドゲスト様募集中です。
ゴールデンウィーク前には河口湖、山中湖共にブラックバス放流予定との事でファミリーや初心者の方にも楽しんでいただけるかと思います。
お気軽にお問い合わせ下さい!!
https://sassa-kazuma.com/index.php?uid=682