2019年11月にマルチブックオフィス内でプロテニスプレイヤー宮崎百合子選手とトーナメントプロアングラー佐々一真選手のインタビューが行われた。まずはこの二人の選手の紹介をしておきたいと思う。

宮崎百合子 Yuriko Lily Miyazaki

  • 1995年生まれ 女性
  • オクラホマ大学大学院卒業
  • 身長168㎝ 右利き
  • WTAシングルスランキング496位(2019年11月19日時点)
  • JTAランキング25位(2019年46週付)
  • 昨年の5月にオクラホマ大学大学院(米国)を卒業後プロに転向。ロンドンを拠点に各国の大会に参戦している。好きな日本食は天ぷら。
  • マルチブック所属

佐々一真 Sassa Kazuma

  • 1989年生まれ 男性
  • 熊本県出身 山梨県在住
  • 身長180cm 右利き
  • 2019年主な戦績
    TOP50年間成績9位
    全日本バスプロ選手権東日本準優勝
    ジャパンスーパーバスクラシック3位
  • 日本の最高峰バストーナメントTOP50に参戦中の30歳。トップカテゴリーでの優勝はないが抜群の安定感をもつ。好きな食べ物は寿司。
  • マルチブック所属

それぞれの始まり

佐々「宮崎選手、今日はよろしくお願いします。」

宮崎「こちらこそよろしくお願いします。」

佐々「テニスは何歳くらいから始められたんですか?」

宮崎「小学生の頃から国内のジュニアの試合に出ていましたが、初めてITF(国際テニス)の試合に出たのは中学生の時です。」

佐々「僕も同じくらいの時期にバス釣りを始めて中学生で初めて大会に出ましたよ!ただ僕の場合はまだまだ遊びでしたけど。」

佐々「当時はイギリスに住んでいたそうですが、なぜアメリカの大学へ?」

宮崎「アメリカのいくつかの大学から誘いがあったのがきっかけですかね。イギリスの大学でテニスをやる場合サークルのような形になってしまいますし。その点、アメリカの大学は施設が充実していたり、奨学金で通えたりとメリットが多かったんです。ジュニア時代から頭角を現している素晴らしいプレイヤーがいたというのも大きかったですね。」

佐々「テニスの世界では高校生くらいからプロになる方も多いと伺いました。宮崎選手は大学院を卒業してからプロに転向されていますよね。同年代の子がプロに転向していく中焦りとか出てきそうですがこれは何か理由があったんですか?」

宮崎「もともと大学を卒業してからプロになれると考えていたので焦りはなかったですね。何よりこの期間でしっかり体づくりをしたかったので。」

佐々「体ができていないと故障の原因になりますもんね。」

宮崎「そういうことです。一度故障すると復帰に時間がかかりますから。」

宮崎「佐々選手は熊本県出身ということですがなぜ山梨県へ?」

佐々「地元の高校を卒業してから福岡の釣りの専門学校に入学したんですよ。そこで山梨県にある河口湖という湖がバストーナメントのメッカだと知って九州飛び出してきました。」

宮崎「釣りの専門学校なんてあるんですね。」

佐々「はい。今でも卒業生が釣りの業界内で働いていますよ。」

それぞれのシーズン、日常

佐々「試合は年間にどのくらい出場されているんですか?」

宮崎「だいたい20試合くらいですね。」

佐々「僕も同じくらいです。」

宮崎「自分のボートに乗って試合をされるということは試合会場まではどうやって持っていくんですか?」

佐々「もちろん自分でトレーラーに載せて移動しますよ。」

宮崎「それはたいへんそうです…。」

佐々「最初は大変でしたね。でも今は慣れちゃいました。西は九州、東は福島くらいまでトレーラーを引っ張って移動しています。宮崎さんはいろいろなところで試合されていますよね?」

宮崎「はい。ヨーロッパで開催される試合を中心に世界中の試合にでています。もちろん日本の試合も。」

佐々「移動が無茶苦茶大変そうです。」

宮崎「飛行機での移動時など地域によってルールが違っていて大変だったりはしますね。自分は現地に着いたけど荷物は来ていないなんてトラブルもありました。その時はなんとか知り合いの道具を借りたりして試合はできましたけどね。」

佐々「いきなり借りた道具で試合なんて…僕だったらまともに戦えないです。」

オフシーズンのないテニスの世界

宮崎「トーナメントは冬もされるんですか?」

佐々「冬はシーズンオフですね。基本的に春から秋の3月~11月くらいまでが僕らのトーナメントシーズンです。宮崎選手はいかがですか?」

宮崎「テニスの試合はオフシーズンないですよ。」

佐々「え⁉年中無休で試合ですか?」

宮崎「テニスの場合は世界中のどこかで常に試合が開催されていて、その中から自分のスケジュールに合うものやポイントランキングを上げるために必要なものなどを選んで出場します。そして、3~4週間試合に出たら戻って練習します。」

佐々「戻って練習というのは調整みたいなものですか?」

宮崎「はい。それ以上続けて試合をしてしまうとフォームなどが変わってきてしまってベストなパフォーマンスを出せなくなってしまうんです。」

佐々「それすごくわかります。僕も前はがむしゃらに練習しいてたんですけどやりすぎるとどこかから魚の状態が追えなくなるというか先入観から脱することができなくなっちゃうんですよね。なので今は適度に休むようにして考えを整理するようにしています。」

佐々「それにしても移動は多いですしスケジュール管理大変ですね。」

宮崎「そうなんです!前にちょっとタイトなスケジュールで試合を組んでしまったことがあったんですけど想定以上に勝ち進んでしまって、試合翌日に早朝の飛行機で移動して次に電車で3時間移動してそのまま試合に出るみたいなこともありました。」

宮崎選手の食事情

佐々「僕は日本にいるので食で困ることはないのですが、世界中で試合をする宮崎選手は食で困ることも多いのでは?」

宮崎「私は特に困ったことはないですね。意外となんでも平気なんですよ。時差もあまり気にならないですしね。」

佐々「試合の前なんかは食に気を付けたりしますか?ちなみに僕は試合前もいつも通りに食事しています。」

宮崎「私も特に何かケアをしているということはないですが、炭水化物を積極的にとるようにしています。」

佐々「ちなみに好きな日本食はありますか?」

宮崎「…天ぷらですね。」

これからの目標

宮崎「世界ランキングで300位以内に入ること。再来年(2021年)にはグランドスラムの予選に出られるようにしたい。」

佐々「トップカテゴリーでの勝利またはタイトルを獲ること。」

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